歩の資産履歴(貯金編)⑤「35歳。マンション購入を検討。そして自分が浪費家であることに気付く」
【教訓】
・社会人10年目。頭金を支払える貯金が無く、マンション購入を断念した。
・けれど、もしその時マンションを購入していたら、きっと人生詰んでいた。
2011年。社会人生活10年目。
35歳。(大学生活が長かったので…)
自分が浪費家であることに気付いたのは、些細な出来事からでした。
職場の同僚と一緒にランチを食べに行ったときのこと。
そのレストランの入口に、無料の住宅情報誌が置かれていました。
同僚と一緒に手に取ってみると、同僚が次のように私に言いました。
「俺ももう結婚して、マンションを買って住んでいるけど、マンションはいいもんだよ。小島くんもマンション買ったら!」
うーん、そうか。マンションって、いいものか。
私は俄然マンション購入に興味が湧いてきました。
手に取った住宅情報誌を見ると、なんと東京駅徒歩10分程度のところに、価格2,000万円弱の1DKの物件が載っているではありませんか。
へー。
リーマンショックの後の時期ではありましたが、マンション価格って、こんなに下がっているのか。
興味があるな。購入するのも悪くないな。
そんなことを思い、物件の詳細を見ていくと、頭金は400万円〜、と載っています。
?
私の貯金って、社会人生活10年目にして、300万円程度ですよ。
400万円の頭金に全然届きませんよ!
もしかして、私って世間的に貯金が少ない?
そんなことないはず。決して贅沢な暮らしをしていないし、コンビニでも高い弁当は買わないし、外食でも安いメニューしか頼まないし…
職場でも、とっても取り組んで、人一倍の評価を得ているし、それなりの決して低くはない給与も会社から頂いているし…
それでも、世間の相場と比べると、やっぱり貯金が少ない?
どうして?なぜ?
ひょっとして、私は浪費家?まさか…
社会人生活10年目。35歳。
タイミングとしては、ちょっと遅かったかもしれません。
ですが、自分の貯金が同年代と比べると少ないことにようやく気づき、
そしてその原因を探るポジティブな日々が訪れたのでした。
よろしくどうぞ。