歩の資産履歴(貯金編)⑨「自分の資産を、推移にしてExcelにまとめた」
2011年、35歳。
社会人生活10年目。
貯金が300万円程度。
頑張って、自分の資産を、推移にしてExcelにまとめました。
図書館で、むさぼるように貯金関連の著書を読みあさり、自分なりに解釈した4つの方向性について、1つずつ丁寧に深堀りしていきたいと思います。
① 支出の適正化
… 貯金できている人は、価値のあるもののみにお金を使う。
何度もお伝えしてきましたが、私は無駄遣いがひどい、浪費家でした。
自分が浪費家である、ということに気づきはじめた社会人生活10年目。
私は、毎月何にいくらのお金を使っているのか、把握できていませんでした。
ですので、まずは自分がどれだけお金を稼ぎ、どれだけお金を使っているのか。
毎月のお金のフローだけでなく毎年のフローを目に見える形にすることが急務だと思いました。
お金のフローを目に見える形にすることで、ようやく、自分が使っているお金は価値のあるものに使っているのか、そうでないのかが見えると考えたのです。
幸い、私は自分の仕事の中で、Excelをとことん使用しており、その技術については人一倍把握していました。
ですので、Excelに自分の資産を時系列でまとめることに、敷居は高くありませんでした。このことは本当にラッキーであったと思います。
何週間かかけて、自分の資産をExcelにまとめてみる。
どう見ても、クレジットの支払額が半端ない。
手取り額の50%を越えてしまっていました。
そして、毎年発生する、自動引落しの駐車場代。生命保険代。プロバイダー代。スマホ代。
それらが月に万単位で、引き落とされていく。
自分の浪費家生活が、目に見える形で明らかになったのです。
自分の資産推移を目に見える形にすると、大変なつらさを感じました。
そのつらさは、1日や2日で消えるものではなく、何ヶ月も続きました。
過去の自分の無駄遣いっぷりを後悔しても、戻れないことが何よりつらかったです。
でも、つらさを感じていても、前に進まなければなりません。
毎月使っているお金のうち、何に価値があるのか。何に価値がないのか。
数週間かけて、自分のお金の使いみちの現状にメスを入れていきました。
私は自分のお金の使いみちのうち、主に価値のあるものと価値のないもの、高額なものと低価なものをマトリクスにし、以下のように仕分けしていきました。
価値の無いものについては、カテゴリーから消える努力をする。
そして、特に価値の無いもののうちで高価なものは、最優先で消えるように取り組む。
価値が無く、そして高価であるもののうち、どうしても消えないようなら、せめて低価のカテゴリーになるようにする。
一方で価値があるものについては、これからも継続していく。ただし、高価なものは、回数を減らす、もしくは1回当りに使うお金を減らすことによって、低価カテゴリーになるように持っていく取り組みをする。
マトリクスにまとめてみると、真っ先に自分がやらなければならないことが見えてきました。
浪費家から脱却し、貯金する。その復活の狼煙が始まったのでした。
よろしくどうぞ。